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ものづくり・表現すること

似顔絵はんこ

昔から絵を描いたり、物を作ったりすることが好きだった 両親が二人とも美術の教師という影響もあり、小さい頃から絵を描いたり工作したりすることが好きでした。小学生の夏休みの工作では、お金を入れると中のからくりで羽根が回る風車型の貯金箱を作ったり、ミシンを用いて洋服を作ったりしていました。小学3、4年生くらいから友達との交換日記の中に漫画を描き始め、中3まで、計250ページほどに達していました。自分の考えたストーリーを元に当時好きだった漫画家さんのタッチやキャラクター、表現技法を取り入れながら自分の世界観を表現することが好きでした。

中学・高校は英語、美術、音楽にいそしんだ
どれも「表現できる」科目であったこと
学校では、相対評価で全体の3%しかもらえない、10段階中10をもらった科目が3つあります。英語、美術、音楽です。どれも、表現技法を学び、アウトプットする科目です。自分を表現できるならどんな方法でも楽しく学びました。

漫画、手芸、編み物、折り紙、彫刻、シルクスクリーン 遊びで描いていた漫画の他に、仲良くしていた大祖母さんから編み物を学んだり、洋裁でスカートやキュロットを作ったり。

また折り紙で作る折り鶴にハマり、折り紙1枚で繋がった複数の鶴を自分であれこれ考えながら作るのが好きでした。1枚で13羽繋がった大作も編み出しました。折り紙を4分の1にカットしていって、一辺1cmほどの大きさで大量の鶴を折っていました。あとで数えると1000羽以上作っていて、それを1枚の台紙にグラデーションになるよう貼り付けて作品を作ると、母が驚いて、自分の教えている学校の生徒に見せたいと言って貸したくらいです。

中学の最後の卒業記念として鏡の額部分を彫刻で作ったんですが、これも授業時間では飽き足らず、家に持ち帰り、親に見てもらいながら深いところはさらに深く、10時間以上かけてかなり立体的に仕上げたのは自分の力作の一つとなりました。

NZでの美術課題

高校では、中の1年、ニュージーランドに留学をし、現地の学校でも美術を科目の一つとして選び、そこで自分が選んだ対象物として、空き瓶に光が乱反射する様子をデッサンやペイントで表現していました。言語の壁もあって何をどう進めてしていいか分からず、授業の進行に遅れを取りながらも授業外時間に教室に伺い自分のワークボードのキャッチアップをしていました。

そこで、美術を教えてくれていた先生が、「あなたは私が今まで教えてきた生徒の中で一番描写の才能がある」と言われたのは今でも嬉しい思い出です。ですが、同時に才能だけではダメで、それを努力して磨く必要があるということも仰っていました。
最後の学期で人の顔の描き方も学びました。顔のパーツが乗るラインを先に描き、それに乗せるように詳細を描いていくという手法です。この経験があってか、それ以降似顔絵を描くことがより一層好きになりました。

先生の似顔絵

高校時代から似顔絵を描くことにハマる 高校の先生の似顔絵を休み時間にホワイトボードに描いたり、クラスメート全員の似顔絵を描いて掲示板に貼り出したり、もう自由気ままでしたね。時には好きなハリウッドスターやテニスプレーヤーの実写を真剣に描いたりしていました。ただ、一年中ずっと描いるわけではなく、数枚描けば満足し、飽きて他のことに目が行き、また半年後思い出したかのように描き始める、みたいな感じでした。今でもそうです。1年に1回ほど、無性に実写が描きたくなる衝動に襲われるんです(笑) もっと毎日描いていればもっと速く正確に描けるようになるのに、本当に自分は宝の持ち腐れだとつくづく思います。

社会人になってからは社内の歓送迎会や誕生日会にプレゼントする似顔絵を描く機会もいただく そんな感じで、社会人になってからも社内の歓送迎会やお誕生日に似顔絵を主役の描いてほしいという依頼をちょこちょこ受けました。おかげさまでデッサン力は横ばいで保てています。

高3ではWeb制作、Flashに没頭する 特殊な高校でComputerの授業があり、DreamweaverやFireworksといった制作ソフトを使ってWeb制作を学びました。夏休みに自分のサイトを作る課題が出され、Dreamweaver、Fireworksに並ぶ制作ソフトの一つであるFlashに興味が湧き、参考書を1冊買い、寝る間も惜しまず独学で学んだ末、課題のサイトを全部Flashで作ってしまうということも成し遂げ、先生に100点満点をいただきました。
高校にはそれぞれのクラスに一人、IT係が設けられ、自分のクラスのWebサイトを作る権利を得られるのですが、とにかくWeb制作にはまってしまったのでもちろんそれに立候補し、またまたFlashを使って自分の描いたイラストを融合させ、アニメーションを使ってクラスの時間割や皆んなの似顔絵と共に自己紹介ページを作ったりしました。高校全クラスのIT係が投票するクラスHPグランプリで2位を頂きました。

手作りのクラスオリジナルパーカー

学園祭で着るクラスTシャツを父の協力のもとシルクスクリーンを使って制作 学園祭でクラス皆んなで自分たちオリジナルのTシャツ(もしくはパーカー)を着るという文化があり、普通ならデザインラフをオリジナルTシャツ専門店に依頼して作ってもらうという方法をとるんですが、なかなか思ったようなデザインに仕上がらないところが悩みだったりしました。3年になってクラスTシャツをどうするか考えたとき、私の父がやっていたシルクスクリーンを思い出し、父に版画を作ってもらい、自分たちで刷らないかと提案し実行。

デザインはクラス一センスのある子がおしゃれなスニーカーのイラストを描いてくれて、それを持ち帰り自宅のアトリエで父と共同制作をしました。私はクラスメイトが描いてくれたデザインをトレースシートに光の通さない絵の具で転写し、父が木の枠を手作りでこしらえてくれて、シルクスクリーン専用の機械を使って感光法という手法で版画を作りました。

シルクスクリーン感光法とは 紫外線を浴びると固まる液をシルクの布に塗って、絵を描いたトレースシートを上から被せて紫外線が入った光を当てます(ここは機械)。
すると絵の部分は光が当たらないので液が固まらず、絵が乗っていない白い部分だけが固まるので、水で洗い流すと絵の部分だけ液が流れ落ちるという仕組み。そしてこれを布に当てて、上からインクを乗せヘラで刷ります。

そして、完成した版画を学校に持ち込み、放課後有志で残ってくれたクラスメート10名ほどで30枚のユニクロのパーカーに刷り込む作業を行いました。できたときはもう、感動の一言です!!
そしてイラストをデザインしてくれた子のアイデアで、イラストのスニーカーに本物の靴の紐を通したり、可愛いボタンを縫いつけたりして、手作り感満載なオリジナルパーカーが完成しました。
作る労力が半端なかったのとデザインの良さ、面白い工夫が評価され、学園祭のオリジナルクラスTシャツコンテストの部門において1位を受賞しました。これは皆んなで作り上げた作品です。

その時、父からシルクスクリーンのお手軽なカッティング法というものも教わり、学園祭の屋台の暖簾を一人請負って作りました。店名をイラストを組み合わせた文字で描きました。夜から作り始めて気付いたら没頭し、徹夜してできたのは朝の4時。できたときは全身で達成感を味わいました。

Webデザイナーとして任されたのがキャラクターデザイン 新卒時代は3年弱、Webデザインをさせていただく機会がありました。そこで任された一つが、自社メディアのキャラクターデザインです。今思い返すとただの落書き程度のものでしたが、先輩社員の方に自分はこんなイラストが描けないからすごいと褒められたり、キャラクターデザインで貢献できたことを称えて社員総会では新卒に送られる新人賞をいただきました。

似顔絵はんこ誕生 2012年2月、以前大学の学園祭フリマ出店時に自分たちのお店のロゴを彫った後の消しゴムはんこ(というハンドメイド用の製品)で友人がデザインしてくれたキャラクターを彫ってみた時、意外と細かいラインまで彫れることに気づき、そしたら似顔絵を彫ってみようと早速作ってみたところ、似顔絵もかなり似ていたのかこれはいける!と確信。自らの編み出した戦略として「名刺に使ってもらい、初対面でもしっかり印象付けてもらえる似顔絵はんこ」と称し、名刺だから配っていただくほど広がり、自分が宣伝しなくとも発注者を中心に勝手に広まっていくというビジネスモデルを発案し、当時やっていた朝活のメンバーに発表したところ、その場に集まっていた人たち全員からご注文をいただき、それからも予想通りどんどん広がり、気が付くと周りは自分の作った似顔絵はんこを持ってる人ばかりになっていました(笑)

値段は最初、600円で売り出し、その後、1200円、それでも安いという声と共に2000円まで上げました。リピートして作ってくださる方もいたりして、それからの2年間で計200個くらい作りました。その頃から、飽き性の私はまたはんこづくりに飽きてしまい、少しずつ下火に。。その後、休みのないホテルの仕事を始めたりもして、ほとんど作っていなかった時期もあります。

今年でようやくその仕事もきりをつけ、はんこを再開しようかしまいか踏ん切りがつかないタイミングで、以前発注していただいた方から久しぶりにご連絡を受け、来月のイベントで使いたいので作ってくれないかとありがたくもご依頼を受けました。納品したときからFacebookでもリーチ数が2000人を超えかなりの大賑わいを実感していましたが、私もその方のイベントに誘われ参加させていただいたところ、なんと・・・!パンフレットからお弁当の熨斗からスタッフの腕章まで、ありとあらゆるところに活用して頂いており、とてもとても感動しました!その方の還暦を祝う会で参加者140名の団体でお座敷列車に乗るというイベントだったんですが、その方が車掌の格好をして似顔絵はんこを片手に車内を巡り、全員の乗車券にそのはんこを捺していってくださるというなんとも嬉しいサービス付きで、ここまで活用いただいて本当に感謝しても感謝しきれません。似顔絵はんこに興味を持っていただける方も何人かいらして、おかげさまでこれから少々忙しくなりそうです。

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